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外国人を前にもう固まらない!今すぐできる「訪日外国人おもてなし」4つのコツ

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ラジオ番組「訪日外国人おもてなし」

外国人を前にもう固まらない!今すぐできる「訪日外国人おもてなし」4つのコツ

こんにちは、おもてなしコンシェルジュの大川ユカ子です。
先日はおもてなし協会のゲストとして、フラワーラジオ様に出演させていただきました。

テーマは「外国人へのおもてなし」。

東京オリンピックが開催される2020年に向けて、訪日外国人と緊張しないで接するポイントや、本当に求めている「おもてなし」についてインバウンド対策の観点からお話しました。

先月に続き2回目の出演でしたが、生放送はやっぱり緊張します!
心臓のドキドキが聞こえてしまうのではと心配でしたが、ラジオパーソナリティ・阿部記子さんのリードのおかげで、今回も楽しく終えることができました。

それでは早速、放送の様子をご紹介いたします。

さあ、オンエアスタート!
生放送は中学2年生の観覧2名がスタジオにいらっしゃるとのことで、最初から和気あいあいとした雰囲気。

~質問「おもてなし」とはどのようなものだと思いますか?~

それぞれのお答えは・・・
中学生のAさん>
「日本に昔から伝わるスタイルのもの」

中学生のBさん>
「日本独自の文化で他の国にはないのではないか。例えば外国ではサービスに対してチップを支払うというスタイルだけど、日本のおもてなしというのはそういった考え方が無くて、形の見えない心のこもったもの」

ナントナント!
予想以上にしっかりとしたお答え!
お二人の的を射た率直な回答でびっくり。
大人でもなかなか言い表せない質問に、よくぞここまできちんと言葉で表現してくださいました。

確かに外国にもそれぞれ違った形で「おもてなし」に値するものは存在しますが、日本の文化や歴史に紐づいたこの国ならではの「おもてなし、振る舞いや心づかい」は独特で、今や世界中で注目されています。

さて話は阿部さんのお昼ごはんに…

大型ショッピングセンターで、ミニかつ丼&ミニエビフライ丼を買った時のことです。
辺りを見渡すと一緒に列に並んでいたお客様の中には、外国人の方も多くいらっしゃったそう。
ラジオ局のある鴻巣市もご多分に漏れず、訪日外国人は増えているようです。

外国人を前にもう固まらない!今すぐできる「訪日外国人おもてなし」4つのコツ
少し前までは、訪日外国人は東京や京都、奈良などの名所に集中しているイメージでしたが、今やあらゆる場所で観光を楽しまれています。

それもそのはず!
日本を訪れる外国人は2017年で約2869万人、2018年はもっと増える見込みです。
10年前の2008年は約835万人なので、急増しているのは明らかです。
さらに日本政府は、2020年に4000万人、2030年に6000万人を目標としています。
ちなみに6000万人という数字は、あの観光大国フランスの外国人観光客数に匹敵する数字です。
国を挙げての意気込みも感じられます。

また…
2018年6月30日に、ユネスコが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産への登録を発表しました。
世界文化遺産も外国人観光客にとって、とても興味深い観光名所ですので、長崎も今後熱くなりそうです。
日本における世界文化遺産は他にも、富士山や岐阜白川郷、古都京都の文化財として清水寺・延暦寺・平等院・龍安寺、原爆ドーム…その他多数ありますが、どれも外国人に大人気です。

ただし先にも申しましたように、外国人はなにも特別な場所にだけ集まるわけではありません。
訪日外国人は、かつての爆買い(モノ消費)から体験型消費(コト消費)に移行してきていて、東京や京都の一極集中から、地方分散型へと移っています。
観光だけではなく、日本で働く外国人も増えていく中、ますます身近な存在になっていくでしょう。

なのに…

日本人は恥ずかしいとか、英語が話せないなど…
外国人とどう接したら良いか分からず、結局及び腰の方が多いです。

それではもったいない!
きちんと接したい想いがあるのに、緊張や戸惑いのおかげで真顔になってしまう。
挙句の果てに”この人怒っているのかな…”なんて誤解されたら悲しいです。

これには中学生のお二人も激しく同意…

「でもどうしたら良いの?英語は苦手だし・・・」

そんなご意見をいただくこともありますが、ちょっと待って!

外国人が喜ぶのは、ペラペラな英語ではありません。
もちろん、英語でやりとりできるに越したことはありませんが、外国人のお客様が喜ぶポイントは他にもあるのです。

そこで、お待たせしました。

今すぐできる!「外国人へのおもてなし」4つのコツをご紹介します。

外国人を前にもう固まらない!今すぐできる「訪日外国人おもてなし」4つのコツ

1) まずは、笑顔!

日本人は顔にある表情筋の20%くらいしか使っていません。
それに対して、外国人は(国によりますが)50%以上の表情筋を使っています。
日本人が無表情に映るのも、無理はありません。
自分が思っている以上に豊かな表情を心がけてちょうど良いのです。

 

2) 大きなジェスチャー!

外国人は、表情とともに、身振り手振りも大きく使ってコミュニケーションを取ります。
笑顔とともに、大きなリアクションを心がけると、気持ちがより伝わります。
特に手を大きく使うのがポイントです。

 

3) アイコンタクト!

外国人は、相手としっかりアイコンタクトを取って話をします。
恥ずかしいからと目線を外したまま話をしていると、気持ちが伝わらないばかりか、何か隠し事やウソでもついているのかと疑われかねません。
しっかりと目を見て話しましょう。

 

4) +αのおもてなし!

外国人に道を聞かれた時や接客の後、
「enjoy japan」(日本を楽しんで)
「have a nice trip」(どうぞよい旅を)
などを最後に加えると、おもてなしの気持ちがストレートに伝わります。
そして日本の印象はグッと良くなり、その地域やあなた自身の素敵な心づかいとともに、訪日外国人の思い出の1ページに刻まれていくのです。

 

「これなら私たちにもできる!」

中学生のお二人も、意気揚々と話してくれました。

外国人のおもてなしに必要な英語はそこまで多くありません。
簡単なフレーズにあなたらしい表情や振る舞いを添えて、訪日外国人の方へ緊張せず自信をもって接してみましょう。