ステキな女性がしている、心配りのおもてなし(お洋服の試着編)
初めまして、おもてなしコンシェルジュとなりました日下部信子です。
今年の夏は厳しい猛暑となり、9月に入ってからは、涼しい日があったり、また暑さがぶり返したり・・少しずづ秋、冬へと向かい、衣替えの時期となりました。
お洋服を店舗やインターネットで見ているだけで「今年はこんな服にチャレンジしてみたい」「これ、ステキ!私に合うかな、合わせてみたいな」など、イメージも膨らんでワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
実際店舗での試着とインターネットでの購入後に腕を通す際(タグを外すまでは試着とします)に、何か気を付けていることはございますか。今回は、私が百貨店の社員時代に数多くの試着の際に感じた、女性としてステキだなと思ったお客さまがしているほんの少しの心配りをご紹介します。
1.試着室に入るときはさっと自分で靴を揃える
だいたい従業員が揃えることが多いですが、さっとできる人がいらっしゃるとステキです。試着室に入ったら、まずバッグを置いて、次は鏡に映った姿を少し見て、そして振り返ったら、お洋服を受け取る順番ではないでしょうか。そうなると、もう自分の靴のことは忘れています…。入ったらさっと靴を揃えてからお洋服を受け取る姿はとても上品で素敵に映ります。
2.お洋服を受け取る時は両手で受け取る
カットソーのように軽いものは特に片手で受け取ってしまいがちです。優しく赤ちゃんを受け取るように両手で受け取ってくださる姿は、モノを大切にできる女性に映ります。まだ、どなたも買っていない大切な商品への心遣いは気品があります。
3.フェイスカバーは必ず使う
使用しなくても絶対汚れないと思っていても、ファンデーションや口紅が気づかぬところについています。ついた商品はそのままでは売り物になりません。ネットで購入した際も、はじめはご自宅にあるスカーフなど、スルスルした素材の物をかぶってから試着すると良いです。合わなかった時の手続きがスムーズになりますし、弁償になってしまって大変です。汚れてしまったら、その後はどうなるのか心配りのできる女性はステキです。
4.大切に試着する
すごく薄手の生地の物や、網目の大きいものは、破れたり、爪で引っ掛かりやすいので、慎重に試着しましょう。着る順番は頭、腕の順が良いです。腕が入りにくいと途中で少しでも感じたら無理をせず、サイズを相談しましょう。
5.試着が終わったら丁寧にお返しをする
適当にガバッとお返しするのではなく、まとめて大切にお返ししましょう。一言「ありがとう」と添えられたら、自分もスタッフもとても気持ちがいいです。
いかがでしたでしょうか?
自分の靴は自分で揃える、両手で受け取る、モノを大切にする、フェイスカバーを使う…。とてもシンプルで簡単なことです。この当たり前を是非、毎日実践してみてください。誰かに褒められなくても、自分の心にゆとりができます。
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