今回は、夏休み特別企画で、日本の代表的な調味料を手作りすることにより、おもてなしのこころを学ぶ講座です。

味噌とは、蒸した大豆に麹と塩を混ぜて発酵させた、日本の伝統発酵調味料です。
お味噌を使った料理、例えばお味噌汁も日本人の食生活には欠かせないものです。
手作りのお味噌で、お味噌汁をお出ししたら、おもてなしの心がさらに伝わりますね。
おもてなしの源流、茶道の利休七則に、心を込めて客をもてなすべきことの一つに「炭は湯の湧くように置き」があります。
おいしい茶を立てるためには、湯加減が大切で、客を招き茶を点てる頃に、ちょうどよい状態で釜の湯が沸くように炭を置かなければなりません。
おもてなしは最上のもの。よりすぐりの有機大豆とよりすぐりの生麹を使い、最高の味噌をつくる技をレクチャーいたします。
市販のお味噌の倍量以上の麹を入れたお味噌を作ります。
材料にこだわるのもおもてなしのひとつ。
おもてなしの心と、極上の手づくり、手前味噌作りましょう。