マナー講師のお仕事ってどんなこと？プロ講師が具体的にご紹介します！

「マナー講師」と聞いて、あなたはどのようなお仕事だと想像しますか。
印象は堅苦しいマナーを教える、厳しい先生でしょうか。
改めて「マナー講師」とは、どのような仕事をしているのかご紹介します。
自分が誇れる仕事・プロフェッショナルとしての「マナー講師」についてお伝えします。

マナー講師のお仕事はバリエーションに富む

マナー講師のお仕事と一口でいっても内容は、対象者・メインテーマも多岐に渡り、受講生の目標も様々です。
受講者の目標＝ゴールを目指し、輝かせるのがプロのマナー講師の大きな勤めです。

ではここで、マナー講師のお仕事の例を具体的にご紹介していきましょう。

企業内での研修といっても様々です。新入社員研修・フォローアップ研修・管理職リーダー研修など、社会人・企業人として成果が出せるように研修を定期的に行う企業が増えています。
企業といっても中小企業から大企業まで、幅広い業界の企業まで専門の研修は及びます。

近年医療現場における接遇の重要性が高まっています。多くの医療機関が医療現場における接遇力の向上に取り組んでいます。
患者さんに安心して来院いただき、好感を持っていただける接客コミュニケーション力を目指す研修を行います。

就職活動中の学生に企業訪問時のマナーや、面接時の立ち居振る舞いやマナー、コミュニケーション力を高める指導をします。
最近では女性活躍推進の後押しもあり、社会復帰したいママをサポートする就活支援もあります。

和食・洋食それぞれには基本となるテーブルマナーが存在します。
誰しも食事を共にする相手に配慮し、気持ち良く、そして美味しくお料理をいただきたいものです。
和室のマナーやレディーファーストの心得も重要です。

未就学児や小学校低学年生向けのマナーレッスン。
お友達と仲を深めるためにも、親子の絆を深めるためにも思いやりの心を育むことは小さい時から課題です。
公共の場でのマナー、自宅でのお約束事マナー、よその家でのマナーなどを学び、お子さんの成長を促します。

プロ講師として日ごろから気をつけていること

『体調管理も身だしなみ』というワードを常に意識するようにしています。
体調を崩して登壇に穴を開けることはできません、自分の他に代わりはいないのです。
顔色の悪いマナー講師が表情の大切さ、身だしなみの大切さを説いても説得力に欠けますので、健康的な明るい笑顔で登壇できるよう準備しましょう。

また、疲れやストレスはできるだけためないようにリフレッシュの時間を大切にしています。
私はジョギングで何もかも忘れて黙々と走ったり、愛犬に癒されながら散歩をして気分転換することが好きです。リフレッシュの時間があるからこそ、また新たな気持ちでエンジンがかかり、頭もスッキリ、仕事や家事に打ち込めます。

あると便利！マナー講師お助けグッズ

『講師は喉が命』このワードも常に意識しています。
長いと1日７・８時間しゃべりっぱなしという日もあるくらい、マナー講師は喉を酷使します。
しかも、私は喉が弱く、すぐに痛み、イガイガするので、喉をいたわるケアのためにマスクは肌寒い季節になると必需品で、眠る時も着用しています。また、風邪・インフルエンザ予防にもなります。
喉スプレーは年中携帯アイテムの一つで、マヌカハニーとプロポリス配合の喉スプレーをバッグに携帯して仕事に取り組んでいます。

まとめ

マナー講師は受講生それぞれに合わせて、目標に近づけるマナーを伝授し、その方が自信を持って未来へ歩めるようにお手伝いすることが講師としてのミッションです。
ご紹介したようにお仕事の内容はバリエーションに富み、対象者も様々です。ひとつとして同じ研修やレッスンはありません。受講生に寄り添って人財育成に携わることのできるお仕事で、大変やりがいがあります。

登壇が決まったら、その本番まで体調管理は必須です。爽やかな笑顔でマナーの大切さをお伝えし、聞き取りやすい発声で受講くださる皆さまの理解が深まるような学びの雰囲気を作り出していきます。

マナー講師を目指す方は、プロとして体調管理をしながらミッションを完遂できるよう、日常から気をつけていきましょう。