新社会人、入社式の心得と準備は大丈夫ですか?
例年より早い桜の満開を卒業の喜びと、入社後の期待や不安で迎えた新社会人の皆さん。
皆さんが入社する企業は、毎年どのような入社式を行っているのでしょうか。
大きなホール、ホテルの宴会場、自社内の広い会議室など、場所はいろいろです。
ほとんどの企業では、入社式でトップの挨拶があります。
大企業、有名企業ともなると、代表取締役・CEOといったトップの挨拶が新聞にも掲載されます。
新年度のこれからを産業界の動向や社会情勢の中で、経営トップがどのようにとらえ、自社をどのような方向へ導き発展していきたいのか、一音一句を集中して聴きたいところです。
また、新入社員代表による挨拶や、辞令の交付などを済ませ、お昼を挟んでオリエンテーション、社会保険加入の説明や書類記入、関係部署への挨拶まわりが行われる場合もあり、一日がかりです。
新社会人にとっては初めてのうえに、ハードな入社式。
余裕をもって臨みたいですね。
前夜に慌てなくて済むように、早めに準備しましょう。
・人事担当者からもらっている通知内容を確認。
・シャツやハンカチにアイロンはかけてありますか?
・靴は磨いてありますか?
・電車の乗り継ぎ・所要時間は調べてありますか?
通勤ラッシュでは多少の遅延はつきものです。
まだ通いなれていない駅からオフィスまでの道を小走りすることがないように。
また、入社式当日は懇親会を催してくれる企業もあるかもしれません。
就職活動中に会ったことがある役員・社員は組織全体のごく一部の方々です。
入社後の配属先が決まれば、その部署のほとんどの方とは初対面であり、“第一印象は一度きり“です。
清潔感のある爽やかな身だしなみはもちろんですが、食事の席でのふるまいにも気をつけたいものです。
テーブルでは、たとえお酒が好きではなくても全く口をつけないのは会を開いてくださった上司先輩に失礼にあたります。
乾杯の時に、グラスを口元に近づけるしぐさで、お相手の気持ちに応えることもできます。
そのほか、一番高い職位の方が箸をつけてから自分も食べ始める、会話においては差しさわりのない範囲で自分のことも話し、職場の方々に馴染む努力をしましょう。
これから先、想定外の事態に、皆さんが手助けを必要とする場面があるかもしれません。
仕事を教えていただくだけでなく、時にプライベートな相談にものってくださるかもしれない人生の先輩方と、スムーズな関係を築くためにも、しっかり準備を整え、心してこの日を迎えましょう。
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