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エディブルフラワーのおもてなしで、ココロを学ぶミートアップ交流会

ようこそ、国際おもてなし協会へ

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エディブルフラワーのおもてなしで、ココロを学ぶミートアップ交流会

ようこそ、おもてなし協会コンシェルジュの石井です。
おもてなしをつなぐ、ひろげるをテーマに毎月1回開催しているミートアップ。
梅雨の晴れ間に恵まれた2回目のミートアップvol.2。

おもてなしは、人を笑顔にするもの。
世の中の笑顔を一つでも増やせたらとの想いで、毎月おもてなしをテーマに、おもてなしと向き合い、人と人との一期一会、交流を大切にするミートアップを行っています。

今回は

「食べても飾っても美しい!エディブルフラワーで簡単!きれい!フードクリエイトおもてなし講座」

を行いました。

花はおもてなしには欠かせないしつらい。
家でお客様をお迎えする時、ホテルや旅館、レストランで花があるだけで、気分が上がります。

花によるおもてなしは、遠い昔から行われています。
安土桃山時代に千利休が完成させた茶道では、お茶の基本の心構えである「おもてなし」について記した「利休七則」の「花は野にあるように」とあるように、おもてなしのしつらいとして花によるおもてなしがなされていました。
そして、現在は、生花はもちろん、プリザーブドフラワー(生花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いた素材のこと)、ガーデニングetc、様々な花のおもてなしを楽しむことができます。

花によるおもてなしは、空間のしつらいとしてだけでなく、お料理などでも使われています。
お刺身に添えられている食用菊をよく目にしますが、最近は添えるだけでなく、食べても楽しむ食べられる花のエディブルフラワーがあることを知りました。
食空間のおもてなしに欠かせないしつらいを「おもてなしコンシェルジュが学んでみたい!」ということで、エディブルフラワーの研究者でもあり、EDIBLE GARDEN取締役の木村様とご一緒に体験型のミートアップ交流会を開く運びとなりました。

場所は、セルリアンタワー東急ホテル渋谷のロビーラウンジ。
明るい吹き抜けと美しいお庭を臨む洗練された空間で、ホテルラウンジの上質なおもてなしを受けながら、ミートアップがスタート。

おもてなしミートアップセルリアンタワー

1.はじめましてのグリーティング

目にも舌にも大満足のケーキとドリンクを頂きながら、参加者全員、簡単に自己紹介をしました。
半数の方はミートアップ初参加で、日頃のご活躍の場は本当に様々。
多芸多才な方ばかりで、自己紹介から大いに盛り上がりました。
誰でも参加できるミートアップ、こうして仲間が増えていくのは嬉しいことです。

 

2.エディブルフラワーの研究者、木村さんのレクチャー

講師の先生は、日本で唯一の農薬不使用の業務用エディブルフラワーを生産、販売、研究開発をなさっている木村 龍典(きむら りゅうすけ)さん。食をベースに様々な顔をお持ちのスペシャリストです。
早速、美しいエディブルフラワーを目の前にして、食べられる花にはどのようなものがあるか?効能は?世界事情は?…など伺いました。
手元に配られ、花びらの香りを比べると、花の香りは実に様々。
また、無農薬の花の香りは、ほのかな野菜の香りがしました。
ナデシコ、キンギョソウ、ビオラ、ノースボール、ペンタス、マリーゴールド、ミニバラ…。
比較的なじみ深い種類のものが多く、可愛い花がおいしく食べられて栄養価も高いとは、本当に驚かされます。

木村さんのおすすめは、マリーゴールド。
色や香りがインパクト抜群で、女性ホルモンにも良い作用があるそうです。
また、園芸種でおなじみのビオラは、なんとアサイーの1.5倍程度のポリフェノール含量があるスーパーフードでは?と研究が勧められているそうです。
愛らしい姿の秘めたパワーに一同びっくりしていました。

 

3.エディブルフラワーをおもてなしに使うアイディア

・生のまま、氷の中に入れる。
・凍らせてシャーベット状にして、料理の上に散らす。
・バラなど最適で、10~20g位を過熱してジャムに。冷凍の花でも可。
・濃い色の花びらを度数高めのアルコールを注いで、色鮮やかなカクテルドリンクに。
・卵白をつけてからグラニュー糖をまぶして砂糖漬けに。紅茶に入れて楽しむとgood。

※木村さんの会社のHPにもレシピが載っています。
エディブルフラワーhttps://ediblegarden.flowers/category/recipe/

私たちも、注文したケーキやシーザーサラダの上に花びらを散らして、早速おもてなしケーキ、サラダを作ってみました。
ご覧ください、この華やかさ!
エディブルフラワーは、特別なテーブルシーンを演出するには最高のアイテムだと実感した瞬間でした。

エディブルフラワーは、洗わずに食べられる花、また鮮度が命の生花ゆえ、管理の難しさもあるそうです。
安全で美味しい花を届けるため、農薬と肥料を使わない生産者の方が、1日に300匹ものてんとう虫を捕まえ、アブラムシを撃退する。
日々の情熱と愛情が一つの花びらに込められているのです。
そして、出荷前に、障害者の方々が手作業で一つひとつの花びらを大切に摘み、はじめて商品となる。

一つひとつの花が、私たちを喜ばせる一皿になるまでのストーリーを考えると、様々な方の気の遠くなるような努力のおもてなしがあることに心動かされます。

千利休は、一期一会の場をつくるために7つの心得を説きました。
その中の一つ「炭は湯の沸くように」は、準備の大切さを説いています。
一皿に彩りを添えるおもてなしのため、かかわる人々が「食べていただく方に喜んでいただきたい」と、こころを込めて手をかける。

今回のエディブルフラワーの学びを通し、千利休のおもてなしの真髄やおもてなしの考察を深めることができました。

 

4.最後に、参加者同士の名刺交換や語らい

初参加でもまったく問題なし。
あちこちで談笑の輪が広がり、人と人との出会いの大切さを改めて感じます。
おもてなしの本質を深め、一期一会を大切にしたいという思いのもと開催されているミートアップ。
予定していた90分はあっという間で、今回も大盛況のうちに終了しました。

エディブルフラワーカクテル
その晩、私は今回お土産で頂いたお花をグラスに浮かべみました。
毎日飲んでいる自家製サワードリンクがぐーんとグレードアップ!
普段より美味しく感じられました。
おもてなしの心と技が磨かれ、日々をもっと豊かにすることができそうです。

 


7/25(水) おもてなしミートアップのお知らせ
次回のミートアップは、夏休み特別企画「おもてなしの心を夏野菜のキッシュクッキングを通し、学ぶコミュニティ交流会」を7月25日に開催します。

全ての食事は、相手を想い心を込めるおもてなしの心が根底に流れています。
おもてなしの心をお料理を実際にしながら見える化します。
突然のお客様でも!おもてなしの前菜に!サラダを添えておしゃれなブランチに!ホームパーティーのおもたせに!
簡単で美味しく喜ばれる料理を通しおもてなしを、子ども料理教室spice主催の先生から学びます。

どなたでもご参加いただけます。
今回は子供の参加もOK!お土産に1ホールのキッシュ付き。
次世代につなぐおもてなしの心とおもてなし料理も簡単にできる技を身につけませんか。
お申し込みは以下よりどうぞ。

次回のイベントご案内まで、しばらくお待ちください。