おもてなし学検定合格者の声
“おもてなしとは何か?”
その本質的な問いへの答えを追求し、正しい知識を後世に伝えていきたいという想いから生まれた『おもてなし学検定』は、2022年4月で創立1年を迎えました。1周年に先駆けた3月末には1級・2級を同時公開。以来、早速1級までチャレンジされ見事合格された方も増え始めております。
当記事では、そんな上級資格保持者様や、『おもてなし学検定』での学びを日々のお仕事に活用されている皆様からこれまでにいただいたご意見をご紹介します。
「おもてなし学検定ではどんなことが学べるのだろう」と気になっている方やこの先受検をお考えのみなさまの参考になれば幸いです。
1級取得Tさん
”受検級が上がるにつれ日本文化についての幅広い理解が必要になるため、海外の人と日本について話す際にとても役立っています。”
『おもてなし学検定』を受けようと思ったきっかけはなんですか?
サービス業に長く従事しており世界中のお客様に接する機会がありました。また自分が客側となって様々なサービスを受ける機会も多く、日本のおもてなしが喜ばれるのはなぜかを常々考えて来ました。海外に移住してからはその想いがより強くなったのですが、おもてなしとは何かを明言出来ずにいたところ『おもてなし学検定』に出会い勉強してみようと思いました。
受検までにどのくらい勉強しましたか?
3級を受検する為に約2週間集中して勉強しました。その後上級が開始されるのを待ってすぐにテキストを購入、続けて2級・1級に挑戦しました。3級の勉強開始から1級合格までの期間は約1ヶ月でした。
3級から1級まで間隔を空けずに受検出来たことで知識の定着がより図れたと思います。
『おもてなし学検定』を学んだ中で特に印象的なことはありますか?またそのことは日常生活やお仕事の場で活かされていますか?
海外在住ということもあって日本のおもてなしの心を体現する機会が多くありますが、その度にとても喜ばれます。相手を思いやり、決して押しつけることなく異なった要素を「和える」感覚は日本の懐の深さを感じさせ、異文化交流だけでなく価値観が多様化する社会の中で非常に大切なことだと感じています。
海外では日本についての関心が高く、様々なことが話のきっかけになります。『おもてなし学検定』は受検級が上がるにつれ日本文化についての幅広い理解が必要になるので、大変役に立つと実感しています。
オンライン受検についてはいかがでしたか?
私の場合はオンライン受検が可能なことで受検を決意し、モチベーションを維持することが出来ました。受検時にも特に困ったことはなくスムーズに進行することが出来ました。
3級取得M.Uさん
”日々のお客様対応でいかに多くのことに気を配っているか気づくことができ自信につながりました。”
『おもてなし学検定』を受けようと思ったきっかけはなんですか?
旅館業に携わる上で、おもてなしについて改めて学んでおくことは重要だと考えたためです。コロナ禍で開催目処がたたない検定があるなか、オンラインでいつでも受検できることにメリットを感じました。
受検までにどのくらい勉強しましたか?
1週間程度、スキマ時間を使って3級の動画教材を小分けに視聴しました。
『おもてなし学検定』を学んだ中で特に印象的なことはありますか?またそのことは日常生活やお仕事の場で活かされていますか?
「おもてなし」という捉えにくい概念について、15もの観点に細分化できるということが驚きであり、印象的でした。
3級の内容は実践的というよりは考え方の面が強いためすぐに仕事に活用できるわけではないかもしれません。しかし、日々の業務の中でこれだけのことに気をつけながらお客様対応をしているんだと気づくことができ自信につながると共に、15の観点の中で更に磨きをかけるべき点があるという気づきが得られました。
3級取得T.Hさん
”日本の「おもてなし」を海外へ伝えたいと思い受検しました。”
『おもてなし学検定』を受けようと思ったきっかけはなんですか?
現在は海外に滞在しておりますが、日本では接客や店舗経営指導などに携わっていたことから「おもてなし」に対する興味はずっと持っていました。海外に住んでみると、日本では当然のように存在していたきめ細やかで心の行き届いた「おもてなし」があまり無いことにショックを受け、改めて「日本のおもてなし」の素晴らしさを感じました。そしてこの素晴らしい「日本のおもてなし」を海外へ伝えることはできないだろうか?と考え、「おもてなし」を学びたいと思ったのがきっかけです。
受検までにどのくらい勉強しましたか?
3週間ほどかけて学習しました。動画教材は大変わかりやすく、内容のボリュームも丁度良かったです。勉強するのは大変楽しく、自分の経験も照らし合わせて具体的にイメージすることができました。
『おもてなし学検定』を通して学んだことは、日常生活やお仕事の場で活かされていますか?
普段の何気ない行動も、『おもてなし学検定』で学んだことを意識して行動するようになりました。さらに学んだことを活かし、将来は海外へ日本の素晴らしい「おもてなし」を少しずつ伝えていきたいと思っています。
国際おもてなし協会では、検定に合格されたみなさまがお仕事や日々の暮らしの中で「おもてなし学」の知識を活かしてより豊かな毎日を過ごせることを祈るとともに、おもてなしによって創造される「和」がさらに広まっていくことを願い、おもてなしの理解をさらに深めていただけるようなコンテンツをこれからも発信してまいります。