ダイバーシティ時代。話題のLGBTについて、当事者から聞いてみよう。
突然ですが、「LGBT」という言葉はご存知でしょうか。
東京都渋谷区の「同性パートナーシップ条例」の報道から「LGBT」という言葉が日本でも広がりを見せ、ニュースやネットなどでよく目にするようになりましたが、「LGBT」がセクシュアルマイノリティを表現する言葉で、その内容を正しく理解しているという方はまだ少ないように思います。
Q. さて、日本に一体どのくらいのLGBTの方がいるでしょうか。
LGBT層の比率は7.6%
答えは、日本の人口、約1億2600万人で計算すると…
約 957万人
この割合を知り、LGBTを正しく理解し、啓蒙を促すことは私たちの急務であり、ダイバーシティ社会作りには欠かせないものだと確信しました。
そこで今回、接客マナー講師として親交の深いユーマ氏に相談すると、当事者が語る「LGBTのリアルな世界と実態」を伺うことができました。
— ユーマ氏
実際には、LGBTにカテゴライズできないほど、色々なセクシュアルマイノリティの方々がいるんです。
すべての人が自分の持ち味を存分に発揮し、のびのびと活躍できる世の中であって欲しいです。
ユーマ
ホリプロコム所属。
オネエタレントとして、週に数回はライブに出演しているほか、バラエティ番組に出演中。
自身の店「パニックハウス」にも出勤。
接客マナー講師としても活躍中!
Twitter:https://twitter.com/nagomi0408
「多様性」と言葉では簡単に表現されますが、その多様性を真に理解することは、良い関係を築いていく上では必要不可欠です。
少しずつではありますが、LGBTの課題解決が若い世代を中心に声があがり、企業や自治体の取り組みなども含め、ムーブメントが起きているそうです。
それぞれの個性を理解し一人ひとりに優しい社会は、他者への思いやりを大切にする「おもてなしの心」で実現できるのではないかと感じた貴重な時間でした。
仕事で、日常で、また、お客様へのおもてなしの中でも、知らず知らずのうちに誰かを傷つけているかもしれません。
人と人はコミュニケーションがうまくいかないと、関係に不和が生じます。
コミュニケーションは、相手と分かち合うことが基本です。
セクシュアルマイノリティの方とも、分かち合うことができれば、本当の意味で今求められるダイバーシティ社会を実現していくことができるはずです。
「おもてなしを世界へ発信していきたい」つなぐひろげるおもてなし協会では、LGBTについて「LGBT当事者の方とコミュニティで直接通じ、理解を深めていくこと」は大変に貴重であると考え、接客マナー講師であるユーマ氏に、毎月開催しておりますミートアップ交流会に、ご登壇していただくこととなりました。
国策としても推進されているダイバーシティ、多様性あふれる豊かな社会の実現に向け、自分に何ができるのか、ぜひ、一緒に考え交流してみませんか。
接客マナー講師のユーマ氏が「皆さんが知ってくれたらいいな」というLGBTについての基礎知識を中心にお話いただく予定です。
ご本人曰く、「あんまり重たすぎてもね(笑)タレントでもあるし、大事なところを押さえつつ、なるべくポップに伝えていきたい」。
わからないことや素朴な疑問がたくさんある「LGBT」ですが、なかなか当事者の方からお話を聞ける機会は少ないものです。
「クエスチョニングって?」
「アセクシュアルって?」
「身近な人にカミングアウトされたらどうする?」
いま、日本は大きく変わろうとしています。
ひとりひとりの違いを個性として尊重し、社会をよりよく変えるダイバーシティのひとつ「LGBT」の世界へ触れてみませんか。
どなた様もお気軽に、ご参加お待ちしております。
LGBT当事者とコミュニティを通し考える「今、必要なおもてなしのカタチと交流会」を開催します。
「おもてなしMeetup Vol.5」詳細はこちら |