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受験対策で願書の準備を早めに始めた方が良い理由と書き方のコツ

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受験対策で願書の準備を早めに始めた方が良い理由と書き方のコツ

受験対策で願書の準備を早めに始めた方が良い理由と書き方のコツ

1.願書はなんのために提出するのか

小学校受験・幼稚園受験において必ず提出をする「願書」。我が子を通わせたいと思う学校や園に対して「受験を願い出ます」と意思表示をするものです。いつごろから準備をすれば良いのか、どうやったらより良い願書が書けるのかをお伝えする前に、小学校受験・幼稚園受験にとって願書はなぜそれほど重要なのかを改めて考えていただきたいと思います。

願書とは、面接官が志願者のことを知ろうとする際に得られる唯一の「事前情報」です。面接の当日、面接官と志願者が直接話をできるのはわずか10分前後の限られた時間です。そのため、事前に得た情報(=願書)を元にできるだけ有益な質問をし、短い時間の中でできる限り深く志願者を理解したい、と面接官は考えているのです。

小学校受験・幼稚園受験に臨まれるお子様はまだ幼く、その発達は環境から大きな影響を受けます。今後お子様がどのように成長されるかを見極めるために、ご家庭での育て方やご両親の人となりをできるだけ知りたいのです。また、多くの学校・園は高校または大学までの一貫教育のため、非常に長い時間お子様を預かり教育することになります。そのため、学校・園とさまざまなことを共にすることができるご家庭かという相性も、願書から見極められるのです。

願書はなんのために提出するのか

2.願書の準備は面接対策の一番初めに

では願書の準備はいつ頃から始めれば良いでしょうか?結論から申し上げますと、その年の入試に向けた説明会が始まったらすぐに願書の準備に取り掛かりましょう。

受験においては、「合格」とされる基準に値したとしても、定員枠より上位に位置することができなければご縁はいただけません。倍率の高い学校・園になればなるほど、願書・面接・考査のすべてにおいて高い評価をいただくことが重要なのです。

そして面接の成否は願書で決まるといっても過言ではありません。願書とは先述したとおり志願者に関する唯一の「事前情報」ですから、願書を読んだ時点で面接官の中であなたのご家庭の「第一印象」がかたちづくられるのです。一度心に抱いた第一印象をひっくり返すのが容易ではないことは、想像に難くないのではないでしょうか。そのため、実際にお会いした時の対策(=面接練習)を始める前に、より良い第一印象を与えられるための準備(=願書の準備)から始めましょう。

願書の準備は面接対策の一番初めに

3.願書の書き方<具体的な例とコツ>

ここからは、実際に願書を書くにあたっての具体的なポイントをご紹介します。

「良い願書」とは、共通して

  • 常識的 であり
  • ・わかりやすい

ことを大前提として

  • ・熱意が伝わる
  • ・具体的なイメージができる
  • ・誠実さが表れている

の3つが揃っているといえます。

「熱意が伝わる」文章とはどういうものかというと、形式的・作為的ではないということです。そして、その様子を目に浮かべることができるようなご家庭でのエピソードなどの実体験が盛り込まれていると、ご家庭の様子を「具体的にイメージする」ことができます。それらを、心をこめて嘘偽りなく表現することで「誠実さ」が伝わるのです。

では、上記のポイントを踏まえて文章を書くとはどういうことでしょうか。願書を書く際に必ず盛り込むことになる「志望理由」を例に見ていきましょう。

 

<元の文章>

私どもは娘に対し、相手の気持ちを考えて行動するよう、また自分という人間は大切な存在であると認識ができるよう、心がけて接してまいりました。またお風呂掃除などのお手伝いを娘の日課とし、丁寧に一生懸命に取り組む姿に感謝の言葉をかけながら、継続させております。

貴校が大切にされている掃除の活動は、人に尽くすということを学ぶ最良の経験と言え、これからの時代に必要とされる力を身につけることができると考えております。奉仕と思いやりの心を持つという教えのもと、先生やお友達との関わり合いの中で豊かな知性と心を育んで欲しいと願い志願いたします。

 

Point.1

①「貴校が大切にされている〇〇は・・」

このような学校のHPやパンフレットに使われている言葉をそのまま引用した文章は、安直で熱意に欠けます。また「掃除の活動」がどのように「人へ尽くすことを学ぶ」ことに繋がるのかもわかりづらく、これも安直な印象を与えます。ご自身が見聞きしたり体験したエピソードを交えて語ることができると、より具体的で真実味があり、熱意の伝わる願書になります。

Point.2

②「これからの時代に必要とされる力を身につけることができると考えおります。」

どのようなことを「これからの時代に必要とされる力」と考えているのかがわからず、形式的かつ抽象的で説得力に欠けます。

「これからの時代に必要とされる力」→「他者を思い遣り、共にいろいろなことを成し遂げる力」といったように明確に定義することで説得力のある文章になります。

 

<添削例>

私どもは娘に対し、相手の気持ちを考えて行動するよう、また自分という人間は大切な存在であると認識ができるよう、心がけて接してまいりました。またお風呂掃除などのお手伝いを娘の日課とし、丁寧に一生懸命に取り組む姿に感謝の言葉をかけながら、継続させております。

貴校の学習発表会に訪れた際に、粘土工作が上手にできず困っている娘を見て在校生が手を差し伸べてくださったことがありました。相手の立場に立ちその人のために喜んで尽くすことのできる姿に触れ、娘も周囲の人の心に対して思いを巡らせ具体的な行動を取り、他者と協働しながら生きていく力を身につけることができると考えております。奉仕や思いやりの心を持つという教えのもと、先生やお友達との関わり合いの中で豊かな知性と心を育んで欲しいと願い志願いたします。

 


 

上記はごく一例ですが、これまでの注意点を意識して「この願書を書かれたご両親に会ってみたい」「もっとお話をお聞きしてみたい」と面接官に思っていただけるよう『良い願書』に仕上げて、面接を優位に進めたいものです。

国際おもてなし協会の受験対策教室では、過去10年の指導実績の中から、合格された方の願書を参考に志望校・志望園の面接官に好印象を与える願書に練り上げていくお手伝いをさせていただいております。これから願書の準備をされる方、ご自身でご用意されたものを更にブラッシュアップしたい方など、ご家族様ごとの状況や課題に寄り添い完全個別指導にてレッスンを行っておりますので、これから面接対策を始めようとお考えの際にはぜひご相談ください。

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